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防音性は住んでみないとわからん話

はいこんにちは。

今回は営業時代によ〜〜〜く質問された部屋の防音性に関する話です。

まあ結論はタイトル通りなんですけど一応粘り方とかもあるのでご紹介しておきます。

 

もくじ!

 

個人的にはマットレスを選ぶ時と似ています。

店頭で寝転んで比べてみたってなにもわかんねぇじゃん実際数日寝て過ごしてみないとわかんねぇじゃん。それと一緒です。

 

「防音性に優れている」とは?

 

防音性がどうこうというと、それを聞いてくる人の多くは隣の部屋の音が壁の向こうから聞こえる問題を心配していることだと思います。

実際私も最初に住んだマンションが壁が薄い気がするな〜〜〜と思っていたらお隣さんから壁パンくらったこともあり

(ちなみに夜中に騒いでたとか大音量ミュージックではなく、AM5時ぐらいに朝シャンしてドライヤーかけてたところでした)、防音性については気になるタイプです。

 

ただやはり建物自体の構造的な音漏れ度の問題もあれば、お隣さんがどんだけ騒ぐかとか、屋外で音がしているかとかそういったものとの兼ね合いでもあります。

それこそ田んぼの真ん中に家建てたって早朝トラクターとかカラスとかいるだろうし、完璧な防音を求めるのは不可能です。

 

逆にこう考えてみてください。「ほんとに無理なら引っ越せばいいんだし。」

これって賃貸の特権なんですよね、家買っておとなりさんえらいこっちゃだったらそれこそシャレにならないので…。

もちろんそうそう引越しできるわけでもないとは思うけど、賃貸だからまだマシ。って前向きに考えてみてほしいところです。

 

隣人ガチャについては本当に運次第なのでこの記事では触れません。入居前に確認することは不可能です。

ただ学生が多いエリアや学生向けっぽいマンションは友達連れてきて夜中に騒ぎ始めるかもしれないし、ファミリー向けマンションは子供がドタバタ走ってたり夜泣きが聞こえたりするかもしれません。

考えたらなんとなく傾向が掴めそうな気がしますがまあそれ言い始めるとたぶん住む場所なくなると思うので…割愛します。

 

不動産屋に聞かないで

 

部屋の防音性について不動産屋に聞かないでください。そんなの知りません。

 

よく聞いてくるお客様がいますが、残念ながら不動産屋は案内している全ての物件の壁の向こうの構造や住人の性質について把握してはおりません。

それにお客さんと一緒に一瞬見に来るだけの担当者が、その部屋は夜中にどんな音がするのか知ってるわけないじゃないですか。

せいぜい下に私が挙げた情報とかで総合的に「こっちの部屋の方があっちよりは静かだとは思います」程度の判断ができるかなぐらいだと思います。

 

もちろん相談として聞くのはいいんですけど、パーフェクトな答えが出てこなくても拗ねないように。

それと防音性については「証拠もなく保証もできないとわかっているのに入居者の不安を煽るのに最適なアイテム」でもあるので、

悪徳担当者の絶好の言いくるめポイントである点にも注意が必要です。

 

またマンションには「木造」「鉄骨造(S造)」「鉄筋コンクリート造(RC造)」などありますがこちらは防音性の指標にはなりません

防音性って私も建築屋さんじゃないので詳しくは知らないんでアレですけど、

壁の中になにがどんだけ詰まってるか次第なはずなので…柱の素材は参考にはなりません。

 

壁をたたいてみる

 

1個だけ悪足掻きをするとしたらこれです。

隣人と接している壁をコンコンと軽く叩いてみましょう。

 

だいたいその時の感触は石膏ボードかコンクリです。

石膏ボードだったら向こうが空洞になってるような感じ、コンクリはもう完全にコンクリートだなって感触です。叩いたらぺたっていう。

コンクリの方は壁に耳を付けてもお隣さんの話し声とか聞こえることはまあないでしょうし、壁パンすらお隣さんに届くかな?という程度の安心感です。

 

ただ、石膏ボードだったらNGというわけでは決してないのでこの判別方法は完全ではありません。

ただ1番最寄りが石膏ボードだっただけでその奥になにが控えてるかわからないので、直コンクリより劣る!と断定することはできません。

 

もうひとつ、隣人の生活音が気になる問題、実は横の部屋かと思いきや上下階の住人であることも多いです。

そうすると隣の部屋との間の壁がどんだけしっかりしてようがあんまり関係ありません。ドスドス歩きゃあ響きます。

それと窓開けて騒ぐタイプの隣人がいた場合にもこの見分け方では避けられません。

私は壁叩いて選んだ家でもこの2つでウンザリしたことが実際にあるので…。

 

この方法はもう完全に気休めです。まあ私はクロージングに便利なのでよく使っていた手法ではあります。こっそり確認して石膏ボードだった場合はなにも言わずに、コンクリの時だけわざわざ目の前でたたいてみせてました。

あとついでに直コンクリ壁だと画鋲系は刺さりません。最近ホッチキス針で設置する棚とかありますけど使えないので気をつけましょう。

 

築浅にすむ

 

先述の壁をたたくよりもよっぽど有効です。

築浅物件に住みましょう。

 

防音性について神話も数多い、かのレ●パレス物件ですらここ数年で建ったものに関しては音漏れは全然気にならないレベルだそうです

(実際住んでた友人談、決して他のマンションと比較して質が悪いとは感じなかったとのこと)。

 

マンションも前話したように間取りが使いやすくなったり、インターフォンは顔が見えて当たり前だったり、

浴室乾燥機がついたりとどんどん基本のスペックが高くなってきています。

防音性についてもそれと同様で、築が古いマンションよりも新しいマンションのほうが優れている傾向にあります。

…まあもれなく家賃とかがあがるわけですけどね。

 

同じく家賃とか上がりますが角部屋を選ぶのもアリです。

ただ、さっきも言いましたがお隣さんの騒音問題は横だけじゃなくて上下階も絡んで来ます、隣人ガチャが1/2になるわけではないので気をつけてください。

正しくは3/4です。最上階の角部屋でやっと2/4です。

 

ついでに避けるべき立地

 

ここからは経験上の話です。

個人的に騒音苦手なタイプの方に気をつけてほしい立地についてお伝えしときます。

 

【駅の近く】

 

遮断機の近くも同様ですがカンカンカンカンピンポンパンポン放送その他うるさいです。

あと駅前で演説とか集中されると結構地獄です。

 

【高速道路のよこ】

 

電車や飛行機は夜中は止まりますが車は夜中も止まりません

ただ音のレベルは比較的マシなことも多くなにより慣れやすいってのもあります。

洗濯物の外干しは諦めましょう。

 

【幹線道路など大きな交差点の近く】

 

「ピピー!ピピー! 左に曲がります!!」

 

これ一生聞こえてきます。夜中でも、休みでも、24時間年中無休です。

お前だけは絶対に許さないからな。

 

 

…と3つあげましたがまあ環境音は案外慣れますし駅の近くとか便利だし、幹線道路沿いも帰り道暗くないとかメリットもあります。

気になる音の度合いも人それぞれなので一長一短ということで参考までに。

ちなみに立地として煩い場所でも上階に逃れたら案外気にならないパターンもあります。

 

さいごに。壁パンはしない

 

隣人ガチャに失敗したとしても壁パンはやめておこうね。特に単身女性ね。

このご時世隣にどんな人が住んでるかわかったもんじゃありません。

引越しの時にお隣さんへの挨拶もしないのが一般的になってきた世の中です。

 

壁パンに激上した隣人が刃物を持ち出してきたり冷凍マウスをポストに投函してきたりしたら困りますよね?

私も窓開けて騒ぐ隣人引いた時に、平日夜中に初代スマブラカービィでお友達と暴れ散らかされた時はどうしようかと思いましたが壁パン・直凸はやめておきましょう。

生活騒音についての苦情は管理会社に愚痴るようにしてください。

 

※他、閉め出されたり部屋がぶっ壊れて困ったりした時は基本管理会社に連絡すれば大丈夫です。

管理会社の連絡先はケータイに登録しておくようにしましょう。

 

次回予告

 

大変!次回なに書くか思い付かないの!!

 

ぼちぼち書き尽くした感が出てきたんですよね…なんか思い付いたら書くことにします。

なんか気になることあればコメントくださいませ…。