お部屋探しはneminemiで。

にわか知識でお部屋探しのアレコレをアレコレします。内容については責任は負いたくありません。あくまでご参考に。

防音性は住んでみないとわからん話

はいこんにちは。

今回は営業時代によ〜〜〜く質問された部屋の防音性に関する話です。

まあ結論はタイトル通りなんですけど一応粘り方とかもあるのでご紹介しておきます。

 

もくじ!

 

個人的にはマットレスを選ぶ時と似ています。

店頭で寝転んで比べてみたってなにもわかんねぇじゃん実際数日寝て過ごしてみないとわかんねぇじゃん。それと一緒です。

 

「防音性に優れている」とは?

 

防音性がどうこうというと、それを聞いてくる人の多くは隣の部屋の音が壁の向こうから聞こえる問題を心配していることだと思います。

実際私も最初に住んだマンションが壁が薄い気がするな〜〜〜と思っていたらお隣さんから壁パンくらったこともあり

(ちなみに夜中に騒いでたとか大音量ミュージックではなく、AM5時ぐらいに朝シャンしてドライヤーかけてたところでした)、防音性については気になるタイプです。

 

ただやはり建物自体の構造的な音漏れ度の問題もあれば、お隣さんがどんだけ騒ぐかとか、屋外で音がしているかとかそういったものとの兼ね合いでもあります。

それこそ田んぼの真ん中に家建てたって早朝トラクターとかカラスとかいるだろうし、完璧な防音を求めるのは不可能です。

 

逆にこう考えてみてください。「ほんとに無理なら引っ越せばいいんだし。」

これって賃貸の特権なんですよね、家買っておとなりさんえらいこっちゃだったらそれこそシャレにならないので…。

もちろんそうそう引越しできるわけでもないとは思うけど、賃貸だからまだマシ。って前向きに考えてみてほしいところです。

 

隣人ガチャについては本当に運次第なのでこの記事では触れません。入居前に確認することは不可能です。

ただ学生が多いエリアや学生向けっぽいマンションは友達連れてきて夜中に騒ぎ始めるかもしれないし、ファミリー向けマンションは子供がドタバタ走ってたり夜泣きが聞こえたりするかもしれません。

考えたらなんとなく傾向が掴めそうな気がしますがまあそれ言い始めるとたぶん住む場所なくなると思うので…割愛します。

 

不動産屋に聞かないで

 

部屋の防音性について不動産屋に聞かないでください。そんなの知りません。

 

よく聞いてくるお客様がいますが、残念ながら不動産屋は案内している全ての物件の壁の向こうの構造や住人の性質について把握してはおりません。

それにお客さんと一緒に一瞬見に来るだけの担当者が、その部屋は夜中にどんな音がするのか知ってるわけないじゃないですか。

せいぜい下に私が挙げた情報とかで総合的に「こっちの部屋の方があっちよりは静かだとは思います」程度の判断ができるかなぐらいだと思います。

 

もちろん相談として聞くのはいいんですけど、パーフェクトな答えが出てこなくても拗ねないように。

それと防音性については「証拠もなく保証もできないとわかっているのに入居者の不安を煽るのに最適なアイテム」でもあるので、

悪徳担当者の絶好の言いくるめポイントである点にも注意が必要です。

 

またマンションには「木造」「鉄骨造(S造)」「鉄筋コンクリート造(RC造)」などありますがこちらは防音性の指標にはなりません

防音性って私も建築屋さんじゃないので詳しくは知らないんでアレですけど、

壁の中になにがどんだけ詰まってるか次第なはずなので…柱の素材は参考にはなりません。

 

壁をたたいてみる

 

1個だけ悪足掻きをするとしたらこれです。

隣人と接している壁をコンコンと軽く叩いてみましょう。

 

だいたいその時の感触は石膏ボードかコンクリです。

石膏ボードだったら向こうが空洞になってるような感じ、コンクリはもう完全にコンクリートだなって感触です。叩いたらぺたっていう。

コンクリの方は壁に耳を付けてもお隣さんの話し声とか聞こえることはまあないでしょうし、壁パンすらお隣さんに届くかな?という程度の安心感です。

 

ただ、石膏ボードだったらNGというわけでは決してないのでこの判別方法は完全ではありません。

ただ1番最寄りが石膏ボードだっただけでその奥になにが控えてるかわからないので、直コンクリより劣る!と断定することはできません。

 

もうひとつ、隣人の生活音が気になる問題、実は横の部屋かと思いきや上下階の住人であることも多いです。

そうすると隣の部屋との間の壁がどんだけしっかりしてようがあんまり関係ありません。ドスドス歩きゃあ響きます。

それと窓開けて騒ぐタイプの隣人がいた場合にもこの見分け方では避けられません。

私は壁叩いて選んだ家でもこの2つでウンザリしたことが実際にあるので…。

 

この方法はもう完全に気休めです。まあ私はクロージングに便利なのでよく使っていた手法ではあります。こっそり確認して石膏ボードだった場合はなにも言わずに、コンクリの時だけわざわざ目の前でたたいてみせてました。

あとついでに直コンクリ壁だと画鋲系は刺さりません。最近ホッチキス針で設置する棚とかありますけど使えないので気をつけましょう。

 

築浅にすむ

 

先述の壁をたたくよりもよっぽど有効です。

築浅物件に住みましょう。

 

防音性について神話も数多い、かのレ●パレス物件ですらここ数年で建ったものに関しては音漏れは全然気にならないレベルだそうです

(実際住んでた友人談、決して他のマンションと比較して質が悪いとは感じなかったとのこと)。

 

マンションも前話したように間取りが使いやすくなったり、インターフォンは顔が見えて当たり前だったり、

浴室乾燥機がついたりとどんどん基本のスペックが高くなってきています。

防音性についてもそれと同様で、築が古いマンションよりも新しいマンションのほうが優れている傾向にあります。

…まあもれなく家賃とかがあがるわけですけどね。

 

同じく家賃とか上がりますが角部屋を選ぶのもアリです。

ただ、さっきも言いましたがお隣さんの騒音問題は横だけじゃなくて上下階も絡んで来ます、隣人ガチャが1/2になるわけではないので気をつけてください。

正しくは3/4です。最上階の角部屋でやっと2/4です。

 

ついでに避けるべき立地

 

ここからは経験上の話です。

個人的に騒音苦手なタイプの方に気をつけてほしい立地についてお伝えしときます。

 

【駅の近く】

 

遮断機の近くも同様ですがカンカンカンカンピンポンパンポン放送その他うるさいです。

あと駅前で演説とか集中されると結構地獄です。

 

【高速道路のよこ】

 

電車や飛行機は夜中は止まりますが車は夜中も止まりません

ただ音のレベルは比較的マシなことも多くなにより慣れやすいってのもあります。

洗濯物の外干しは諦めましょう。

 

【幹線道路など大きな交差点の近く】

 

「ピピー!ピピー! 左に曲がります!!」

 

これ一生聞こえてきます。夜中でも、休みでも、24時間年中無休です。

お前だけは絶対に許さないからな。

 

 

…と3つあげましたがまあ環境音は案外慣れますし駅の近くとか便利だし、幹線道路沿いも帰り道暗くないとかメリットもあります。

気になる音の度合いも人それぞれなので一長一短ということで参考までに。

ちなみに立地として煩い場所でも上階に逃れたら案外気にならないパターンもあります。

 

さいごに。壁パンはしない

 

隣人ガチャに失敗したとしても壁パンはやめておこうね。特に単身女性ね。

このご時世隣にどんな人が住んでるかわかったもんじゃありません。

引越しの時にお隣さんへの挨拶もしないのが一般的になってきた世の中です。

 

壁パンに激上した隣人が刃物を持ち出してきたり冷凍マウスをポストに投函してきたりしたら困りますよね?

私も窓開けて騒ぐ隣人引いた時に、平日夜中に初代スマブラカービィでお友達と暴れ散らかされた時はどうしようかと思いましたが壁パン・直凸はやめておきましょう。

生活騒音についての苦情は管理会社に愚痴るようにしてください。

 

※他、閉め出されたり部屋がぶっ壊れて困ったりした時は基本管理会社に連絡すれば大丈夫です。

管理会社の連絡先はケータイに登録しておくようにしましょう。

 

次回予告

 

大変!次回なに書くか思い付かないの!!

 

ぼちぼち書き尽くした感が出てきたんですよね…なんか思い付いたら書くことにします。

なんか気になることあればコメントくださいませ…。

 

 

 

 

間取りは広さを凌駕する話

 

はいこんにちは。

今回は間取りに関するお話です。

実際に「どっちがいいかなぁ〜〜〜」って相談された内容をベースにお話していくよ!

 

同じ広さの部屋でも間取りによって使いやすさがグンと変わるし、まあ最優先事項では決してないけれど複数候補が挙がった時に間取りで悩むこともあるかと思います。

そんな時に参考になるといいな。という思い。

 

もくじ!

 

余談…間取り図について

 

早速脱線というか余談というかなアレなんですが、間取り図ってあるじゃないですか。

あれって大家が作っていることもあれば不動産屋が作っていることもあります。

 

間取り図を100%信用してはいけません。

 

ことネット上で見るアレはほとんど不動産屋が作っていると言っても過言ではなく、間取り図作成ソフトを作ってチマチマ作ってるんですね。

資料もちゃんとした設計図面のこともあれば手書きなんてこともあるし、そもそも間取り図を作る人のセンスが壊滅しててお手本の図面通りにならないとか、昔作ったやつとたぶん一緒やろwって使い回すこととか結構あります。

 

なので縦横の比率がブレたり部屋の隅の柱が抜けてたり、ドアの種類や開く方向が違ったりすることは割と起こります。

なんならリフォームしてるのに昔の図面使い回してるから洋室なのに和室表記になってるなんてこともあるかもしれない。

 

まあほぼほぼ合ってるはずなので(それも内見前の時点なら担当者も確認してるはずなので)部屋探し段階でそこまで警戒しなくてもいいんですが、

例えば入居決まって家具の配置を考えとこうかなみたいな時には柱の有無とかは目で見て確認するようにしましょうね。

 

ちなみに採寸は部屋の契約したら入居前でも営業担当が測ってきてくれる(と思います私のいた店ではよく測ってきてました)ので、

例えばカーテンとか入居日からないと困るじゃないですか。他にも洗濯機入るかどうかとか。

もし部屋の実際のサイズ感が気になった場合は間取り図とにらめっこしてないで担当者を走らせましょう。

 

このブログそのうちめんどくさい客を増やすな!!ってクレームはいりそう

 

いにしえの間取り(ここから例題)

 

ここからは実際の相談と間取り図を例に話をしていきます。

まず、A物件の間取りがこちら。

 

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補足情報

・南向き

・立地がよい

・洋室7.4 + キッチン3.8 = 11.2畳

・洗面台は風呂と一体

 

B物件がこちら

 

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補足情報

・東向き

・独立洗面所がある

・立地が微妙

 

友人はA物件は立地のよさと広さが魅力だが独立洗面所がないことがネック、

B物件は独立洗面所が魅力だが立地があまりよくなくAと比較して狭いことがネックだと感じているとのことでした。

 

…広い?広いか?私の第1感想はそこです。カラクリはキッチン3.8畳という表記でしょう。

キッチン3.8畳と言われるとうわすごいなんでも置けるじゃん!と思うかもしれないですが、ここ一体なにを置けるんでしょうか?

考えてみてください。

 

キッチン北側は玄関なのでなにも置けません。

東側も風呂とトイレ、部屋のドアがあるのでなにも置けません。

南西側には冷蔵庫と、置けて食器棚とかでしょうか。

…全然物置けなくないですか?

 

食器棚を置く余裕分たしかにB物件よりは広いんですが、

B物件は代わりに独立洗面所があるのでタオルとか女性は化粧道具とか置くスペースがあるんですね。

しかしA物件にはそのスペースがないので、ではどこに置くのかというと洋室になるかと思います。

 

つまり食器棚は置けても水場周りのものがトレードオフになっててあんまり意味を成してないんですね、ここの3.8畳はめっちゃ持て余します。

そもそもここに物置いたら宅配便のお兄さんから丸見えになっちゃうので私はあんまり置きたくないなと思います…気にしない人もいるだろうけど。

…まあそういった意見もあって今A物件のような間取りはリフォームで変わってることも多いです。2DKが1LDKに改装されてくみたいな感じの傾向です。

 

※もちろん風呂系水周りのものが少ない人はいいのかもしれません、私の偏見で偏りまくっててすみません。

 

11.2畳vs6.2畳に見えて実際は7.4畳vs6.2畳という例です、それでもA物件の方が洋室は広いことには変わりはないけど。

実際にここになにが置けるのか?数字に踊らされずに部屋を決める段階でシミュレーションしてみることが大事。

 

独立洗面所

 

このくだりは元営業とかではなく実際に独立洗面所がある物件とない物件に住んだことがある私の感想です。

以下、独立洗面所ってあった方がいい?と聞いてきた友人への私の返答です。(ほぼ原文ママ

 

【独洗なしのだめなところ】
・顔を洗うだけで足が濡れる
・その対策にスリッパを買うとして、風呂に入っている間そいつはどこに置くんだ?
・足が濡れるのでキッチンで歯を磨くようになる
・キッチン周りに歯ブラシ等が置かれることになる

 (景観破壊および衛生面、掃除のしやすさ等の問題)
・洗面台の周りに物が置けない←割と深刻
・今洗面台のまわりにいるやつは一体どこに置くっていうんだ?
・近くにおいてられないのでタオルが遠い
・タオル遠いので服や床がびちょびちょになったりする
・洗面台の下の部分基本掃除行き届かない
・そもそも触りたくない形態してることが多い

 

【独洗なしのいいところ】
・ない

 

さすがにいいところない!!と言うのもあれなのでフォローしておきます。

ひとつは独立洗面所の分が他の部屋等に充てられるので広いかもしれません。かもしれません。

ふたつめが重大なんですが家賃が上がります。

 

家賃はあがるんですがもう私は独立洗面所のない家には住めないです。

独立洗面所なし9畳か独立洗面所あり6畳なら間違いなくありを選びます。

まあ人それぞれでしょうけど少なくとも女子に関しては私は悪いことは言わないからやめといたらとしか言えないですね…。

 

部屋の向き

 

ついでに部屋の向きについて。

部屋の向きは基本的に1番大きい窓がどっち方面についてるかって考えてくださいね。

 

これについては私は南向きと東向きのマンションしか住んだことがないので正直語るには経験値が乏しいのですが、

部屋探しをしているお客さんから結構部屋の向きレビューを聞く機会が多かったのでその情報をもとに。

 

南向き>東向き>>>>>西向き>>>>>>>>>>北向き

 

ぐらいのイメージかなと思ってます。

 

【東向き】

 

住んだ感じそんなに南向きに劣るとは思わなかったのですがまあ確かに午後は暗くなります、どうしても。

ただ日中って平日は仕事で不在の人も多いかと思うしどうせ夜は南向きでも暗くなるんだしな。(雑)

 

【西向き】

 

西陽って正直あんまり嬉しくないです。眩しいし夏は暑いし、あ、夕陽は綺麗かもしれないけど…。

しかしそんなことよりも西向きの問題点は洗濯物の乾きにくさにあると考えています。

もちろん陽の光がどうこうじゃなくて風通しの関係も大きくはあるかとは思いますが、私のように朝から洗濯物を外に干すことに謎のこだわりがあるタイプにはあまりオススメできません。

部屋干し派には関係ないけどね。

 

【北向き】

 

①寒い

②暗い

③(洗濯物が)乾かない

④(窓が)結露する

 

もうこの1S3Kにつきます。

ただその分家賃は他より安いです。他より安いですが「北向きを選んでしまったからこの部屋はこんなにも寒いんだ…北向きだから…」と毎冬嘆きながら過ごす羽目になります。

実際何℃寒いかとかいう問題じゃなくてただただ北向きであるからなのだと嘆くことになります。

洗濯物はまぁ外干しを諦めてください。

 

④窓が結露する は地味に厄介な現象です。

結露したっていちいち拭くのもかなり手間だし放置する人がほとんどだと思います。

敷金の話の時にも書いたので詳しくはそっちを読んで欲しいんですが、結露によって発生したカビについては入居者が責任を負うことになる可能性があります。

100%請求されるわけでもないとは思うんですが、それを理由に返ってくる敷金が減る可能性があるってなるとまあもちろん嬉しくはないですよね。

 

ちなみに今回間取りの相談を寄越した友人がまさに引越し前北向きの物件に住んでいた子だったんですが、「二度と御免だ」とのことでした。

 

※敷金の話はこちら↓

退去時もれなくお金を回収しませうの話 - お部屋探しはneminemiで。

 

さいごに

 

最初に書いた通り間取りは最優先事項ではないと思います。

それに間取りって結局住む人の使い方や好み次第なのでなにがいい!って一概に言えないしね、ここまで書いておいてなんだけど。

感覚の近い友人で引越し経験が豊富な人がいたらその人に相談してみるのが1番いいと思います。

ただ、これだけは言っておきますが…

 

担当の不動産営業には相談しなくていいです。

 

何故かって彼らは死ぬほど物件のあれこれを褒める引き出しを用意していて(私もなんか入社してすぐ「この物件のいいところを10箇所書き出しましょう!!!」みたいなことをやらされたことがあります)

あの手この手で広告料の高い物件に誘導してくるからです。

 

例えばこの記事ではB物件をヨイショしまくっていましたがA物件を肩を持つとしたらこうです。

「キッチンに食器棚まで置けますよ!B物件だと全部洋室まで移動しないといけないですし、自炊は不便だとやる気起きないですからねー。(笑)やっぱ広い方が物も置けるしゆったりできますよね。

東向きだと南向きより暗いし洗濯物も乾きづらいですよ、それにやっぱりお客様が仰るように立地の違いが大きいですね(実際どれだけの差があったのかは知らないけどそこをひたすらプッシュします)。」

すごいですよ奴ら、コンセントの位置を褒めはじめますからね。

 

仏のような担当者をガチャで入手していたとしても所詮担当者なんて入居するまでの付き合いです。

それに担当者だってこちらのプライベートや生活スタイルを熟知しているわけじゃないのでこの人にピッタリの間取り☆彡.。とかわかるわけないんです。正解なんてないわけだし。

ってなるとそりゃ自分に見返りがある方勧めるじゃないですか、当然。

 

まあ正解ない中で決めかねている人の背中を押してあげるっていう意味合いは私は悪いことではないとは思うんですけど、言いくるめて誘導する営業も決して少なくないとは思うので…

担当者への相談は基本的にはおすすめしないです。

 

※広告料ってなに?って方はこちら↓

仲介手数料はケチるべきではない話 - お部屋探しはneminemiで。

 

次回予告

 

「防音性は住んでみないとわからん話」

 

タイトルで終了してる気がしますがさすがにこれだとあんまりなので足掻き方について書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハウスメーカーのマンションはいいぞって話

 

ご無沙汰しちゃいました。

前回までにお得情報書き切って満足したんですよね、あと他に趣味のモチベが高かったりなんだりではてなブログちゃんを放置してしまってました。反省。

でもTwitterで読んでるよみたいなこと言っもらえてハッピーだったのでのんびり書いていこうと思います。(←7月時点)

 

今回も次回予告を無視していくぜ〜〜〜!!

今回の記事はバリバリのダイレクトマーケティングで個人の主観好みが入りまくりなので次回はそんなことないようにします。次回は。

 

もくじ!

ちなみに最初の項目はあんまり内容が無いので飛ばして頂いても構いません。

 

 

ハウスメーカーのマンションが好きすぎる

 

突然ですが

おれはダイ●ハ●スがすきだ

 

ダイ●ちゃんはマンションも建ててまして、私の賃貸契約2件目のお部屋がダ●ワハウ●のマンションでした。しかも新築。

立地が微妙だったのが難点なもののこれまでに住んだ家の中で圧倒的にお気に入りでした。

新築補正ももちろんあるとは思うけど。

 

その部屋の契約を決めたとき、まだ建築中で部屋の内見ができない状況でした。

しかし担当者の「ダイ●の築浅は本当に人気で入居して後悔した話を聞いたことがない」という強いクロージングトークに背中を押されて決めたんだけどこれマジだなって。思ったので私も営業時代に使わせて頂きました。

 

ちなみに私の不動産営業時代の先輩もダイ●推しでした。

確か住んだことはなかった気がするんだけど沢山の物件を見てきた上でわざわざご指名があるんだなぁダイ●はつよくてかっこいい。

ちなみにダイ●のマンションは普通の不動産屋でもでてきますし、ダイ●直営の不動産仲介店舗に行くと捗ります。

 

ダイ●ダイ●言ってるけど個人的には営業時代にマブダチだった積●ハウ●もオススメしたい。

ハウスメーカーのマンションは他にも旭●成さんなどが建ててるのも知ってるんですけど、残念ながら●水●ウスとダイ●以外はあまり馴染みがないのでわからないんだ、、

でも次項で挙げる好きなところはなんとなく共通点な気がするので、個人的にはハウスメーカーというだけでちょっと気になっちゃうかなという感じ。

 

ハウスメーカーのマンションの好きなところ

 

基本的に設備が他のマンションより充実している傾向にあります。

マイホーム建てるマンに他のハウスメーカーではなく自分たちを選んでもらうために、住みやすい家づくりを考えて生きてるからかなって勝手に思ってます

なのでマンションを建てる時にもこういう設備があれば使いやすいとか、ここに収納があれば便利とか。

そういう視点から設計してるんじゃないかなって思うようなポイントが多く見受けられてそういうところが私は好きです。

 

【具体的① 水回り】

 

これはもしハウスメーカーのマンションと他のマンションを複数見比べることがあれば意識してみてほしいんだけど(まあないだろうけど)、ハウスメーカー水回りがゆったり作られていることが多いです。

具体的にはお風呂が広かったり、脱衣場が広かったり、キッチンの作業スペースが広かったり。

もちろん水回りを広くとってある分居室の面積は狭まるわけですけど、水回りがゆったりしているとほんとに…QOLが音をたてて上昇します…。

脱衣場の広さvs部屋の広さの話は次の記事にでも書こうと思うので一旦割愛。

 

【具体例② 収納が多い】

収納が少なくて困る機会は多いと思うんだけど収納が多すぎて困ることってないと思うんですね。

しかしワンルームとかだと半畳分のクローゼットとキッチン下のみです!とか割とザラなんですよね。

私が住んでいたダイ●ちゃんワンルームには部屋には1畳分のクローゼットが2箇所、広々キッチンの上下収納、トイレ上や洗濯機上の収納、靴収納も壁1面みたいなとにかく収納が多くて便利。

みたいな感じで、住んでる人に配慮した痒いところに手が届くような収納が多いというのも1つ傾向としてあるなって感じてます。

 

この2点の他にも積●ハウ●はなんかマンションの敷地内に必ず木をn本植えましょう。みたいなのが確かあったはずで、外観に気を使ったマンションも多いような気がします。

ちなみにダイ●と積●は外観が特徴的なので不動産営業経験者はマンションの外観を見ればダイ●やなwってわかります(他にも癖のある建設会社は沢山あるけど)。ベランダの柵の磨りガラスの感じとかね。

 

おまけ 浴室乾燥機

 

ハウスメーカーから話が外れますがハウスメーカーの話すネタが尽きたので設備つながりで(?)浴室乾燥機の話をしたいと思います。

 

最近のマンションには浴室乾燥機つきのものが増えてるような気がしますね、さらにお風呂場の冷房とか暖房とかついてることもある。

あれってどうなん?と聞かれたことがありますがまあ普通に便利です。

 

ただ、めっちゃ金かかってそうな感じは出てます(ごめん実際電気代がどんだけかかってるのかは知らない)。

 

浴室乾燥機があるかないかは部屋の決め手になるほどではないと個人的には思ってしまいますね。

いや便利なんですよ?便利なんだけど基本夜は使えないじゃん風呂入るからさ。

風呂に入ってなくても浴室が濡れてたらまあ使おうとはならないので思ったより使えるタイミングって限定的なんですよね。

あとすごいお金かかってる感じする。

 

個人的なアレですが浴室乾燥機に憧れを持っている人は衣類乾燥モードつきの除湿機を買うと部屋干しがとても捗るのでオススメです。生乾き臭もないよ。

マジあいつらどこからそんな水もってきたん?っていうぐらい動かしておくと水タプタプになるんですよ。

浴室乾燥機と違って部屋のどこででも、その辺の天井とか突っ張り棒に洗濯物かけて使えちゃうので風呂濡れてる縛りもなくていいですよオススメです。

 

私が実家に持って帰った時はいつのまにかもう1台増えてましたからね。

 

なおこのブログはボランティアなのでAmazonへのリンクはありません。

 

次回予告

 

「間取りは広さを凌駕する話」

 

お部屋探しフレンドに間取り図を見せられて「この部屋とこの部屋だったらどっちがいいかなぁ」と相談された時の話をしようと思います。

気長に待っててくれよな。

 

 

 

 

 

〜記事まとめ〜

 

こんにちは、はっぱです。

このブログも文量マシマシでわかりにくくなってきたのでここらで一旦まとめておきます。

 

おかねにしか興味がない人向け

 

VS 大家

初期費用・家賃の交渉→第5話

(退去時)敷金の返金→第6話

 

VS 不動産屋

仲介手数料の交渉→第5話

※前提知識として第2話も見てあげて

 

VS 業者

火災保険料の返金→第6話

引越し料金の交渉→第7話

 

記事まとめ

 

第1話

ただの自己紹介です。→なんか恥ずかしいので非公開にしました

 

 

第2話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20190529/1559139599

仲介手数料について。

普段表に出てこない広告料についても、つまり不動産屋の売上についてぶっちゃけました。

 

 

第3話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20190531/1559297091

「ネットで部屋を探す」という行為の無駄さについて。

おとり物件についても書いてます。

 

 

第4話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20190531/1559263991

「どこの不動産屋にいったらいいか?」という疑問にお答え。

 

 

第5話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20190604/1559652055

大家さんへの初期費用・条件交渉を例文を混じえて。

たぶんこのブログで1番のお得情報。

 

 

第6話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20190607/1559909326

退去時に返してもらえるお金について。

敷金とか火災保険料とかの解説も。

 

 

第7話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20190604/1559623878

引越しするにはいつがお得か?

ついでに引越し業者への交渉術。

 

 

第8話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20191003/1570096057

ハウスメーカーのマンションは私の推し。

ついでに浴室乾燥機の話。

 

 

第9話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20191017/1571304283

間取りについての考え方。

独立洗面所と部屋の向き(南だ東だ)のおすすめについても。

 

 

第10話

https://nemiiine.hatenablog.com/entry/20191025/1571997089

防音バッチリの家に住みたい!!というあなたへ。

 

 

 

この辺の話聞きたいとか、あれってどうなってんのとかお題があればコメントで投げて頂けるとめっちゃハッピーです。

今後とも何卒。

 

 

 

 

引越し時期未定=最強の武器たりうる話

 

こんにちは。

基本通勤時間にブログを書いてるので土日を挟むと滞りがちです。

 

今回はたまに聞かれる「結局引越しっていつやるのが1番お得なの?」っていう疑問についてお答えしていきます。

なので転勤やら自分で引越しタイミングを選べない人にはあまり意味の無い記事に…なってしまうな…

実家から出て一人暮らし予定とか、いずれ今の家から住み替え先探すかなみたいな人は是非読んでみてください。

 

もくじ!

 

引越しにおすすめのシーズン 

 

引越しにおすすめのシーズンはずばり繁忙期後です。

具体的にいうと5月GW明けぐらいが1番いいかな。

 

◎5月〜7月、11月

〇8月、12月

△1月、10月

×2月、4月、9月

 

こんなかんじ。3月?引越し時期決まってないのに3月にする人はちょっとだいぶヤバいです落ち着いた方がいい。

 

対 大家さん

 

前の記事でも少し触れましたが、繁忙期を過ぎて空室の物件=次の繁忙期まで空室のままになってしまう可能性が高いので大家さんが弱気になります。

空室で収入ゼロよりもちょっと安くしてでも入居者いれといた方がそりゃ収入にもなるし、家っていうのは人が住んでないだけで凄まじく劣化していくので空室が長引くほど入居前の修繕費がかさんでしまいます。

なので条件交渉に応じてくれたり、そもそも繁忙期に比べて家賃を引き下げて入居者を探してたりします。

 

対 引越し業者(ついでに交渉術)

 

これはもう説明の余地もないですね、引越し屋はマジで倍どころじゃなく暴力的な値段差がつくので繁忙期を避けるべきです。

ていうか3月を避けるべきなのは全部こいつのせい。今年の3月には引越し難民とかって話題になってましたよね。

 

ちなみに以前書きませんでしたが引越し業者への交渉も有効です。

というか賃貸の条件交渉よりよっぽど簡単ですし交渉すれば下がりますんで引越し料金は会社負担とかじゃない限り交渉しましょう。

見積もりサイトで相見積とって安いところにあわせて交渉するもよし、慣れてきたら感覚値で交渉するもよし、あと不動産担当者ガチャに成功していたら担当者から引越し業者に紹介&交渉してもらう手もあります。

 

私が以前働いてた店舗へは引越し業者のおねいさんがよく営業というか挨拶というか遊びにきてました(アー●引越し●ンターさんです)。

先輩営業さんたちともだいぶ仲良くて、在職中の引越しの際には先輩からおねいさんへガツガツ言ってもらってドえらい格安でやってもらいました。

 

例文

☞「A社さん(適当な格安引越し会社)では〇万円でやってくれるって言われたんですけど、私前引越したときア●トさんにすごく良くしてもらったんで今回もお願いしたくて〜、同じぐらいになりませんかね…」

 

まぁ体感2〜3割引きぐらいには交渉できるんじゃないかなぁ。もちろん時期にもよるけど。

ちなみにお察し頂けるかと思いますが筆者は●ートさん大好きです。

といいつつ使ったことあるのってちゃんとした引越しはア●トさんともう1社格安業者だけなんですけどね、格安業者使った時はプリンター壊されるわ(辛うじて弁償してもらった)ベッドの下の収納破壊されるわ(こちらは弁償なし)酷い有様でした。二度と使わんと思ってそっから●ートちゃん一筋です。

なので見積もりの値段で格安業者に飛びつくのではなくてその見積もり持って大手に交渉するのが正解な気がします。「気がします」の域ですが。

 

ついでに、解体が必要な家具家電とかがない(例えば実家出るから家電は引越し先で買い揃えますみたいな)場合は単身パックがオススメです。

ヤマ●コンビ●エンスちゃんとか日●通運さんとかがやってるので気になる方はググってみてください。

 

対 不動産屋

 

「私引越しはいつでもいいんですよねw」っていうのは部屋探しの上で最強の武器だと個人的には思っている。

ポイントは担当者が決まる前に引越しはいつでもいいことを不動産屋に通知することです。

スー●とかサイトから不動産屋に問い合わせる場合は備考欄とかに書きましょう。「引越しはいつでもいいので気に入る物件が見付かり次第の転居を考えています」とか。

不動産屋に直接いった場合も椅子に座る前ぐらいに言いましょう。「すぐすぐ引越しっていうかいい部屋見つかれば〜ぐらいなんですけどいいですか?」とか。

 

何故この通知が有効か。

不動産屋さんにとって、お客さんから時期未定ですって言われるとぶっちゃけめんどくさいです。

だって締切がないから気に入る部屋が見つかるまで長期的に、何度も内見に連れて行かないといけないかもしれません。

しかも最悪やっぱ引越しやめようかなってw」とか言い出す可能性すらあります。

転勤で引越し日決まってるお客さんは多少妥協してでも必ず期日までに決めざるを得ないわけで、そういう点で不動産屋としては非常にやりにくい。

 

ここでなにが起こるかというと、お客さんがお金にしか見えないタイプの不動産営業マンは自分から担当者を辞退します。

コスパ悪いことが予想されるからですね、同じ人を1件のために3日連れ回すより即日で決める人を3組案内した方が売上増えるに決まってます。

※ただしサイト問い合わせは均等に割り振るとか来客時に手があいてるのがその人しかいないとかで回避できない場合も多いかもしれません。

 

前回もお伝えしましたが不動産屋営業は基本的に即日で部屋を決めさせたがります。イコール他社への流出を防げるからです。

引越しいつでもいい人を決めずにほっとけばそりゃいつかは他社に流れ着きます。でも来客に対して最初から「無理っすめんどいっすw」とか言うこともできません。

なので、最初から全力勝負で(まあこれはデフォルトですけど)部屋決めさせにかかってきます。広告料少なくてもここで決まるだろうなって物件は奥の手にせずとっとと出します

そういう意味で条件のいい物件への近道になるかも。

 

「今決めないと埋まりますよ!」←これ

 

これは時期未定に限った話じゃないんですけど、不動産営業マンのクロージングの際の決めゼリフとして「今決めないとこの部屋人気だからすぐ埋まっちゃいますよ!」というのがあります。

言われたことある人も多いんじゃない?

 

以前おとり物件について書いた時に話した気がしますが、人気の物件はタッチの差で埋まることも多々あります。

閑散期だからセーフなんてこともなく、これはもはや運の域とすら言えます。

なのでこのクロージング文句は決して嘘ではありません。数日経てば"その部屋は"すぐ埋まるかもしれません。

 

しかしその反面、数日経てば"その部屋並の良い部屋"ないし"その部屋以上の部屋"が空室になる可能性があることを忘れないでください。

賃貸マンションなんて入居と退去の繰り返しなんですからね、今の品揃えが自分にとってベストかどうかわかりません。

ただベストじゃない可能性があって、しかも今必ず引越しする必要はないのに妥協する必要がないんですよね。

 

まとめ

 

・繁忙期後の引越しが1番オススメ

・引越し会社にもバッチリ交渉していきましょう

・焦らない、部屋はどんどん売れるがどんどん入荷する

 

…とはいえ引越しってやると決めたらさっさとやりたいとか部屋探しって体力使うしはよ終わらせたいって気持ちもわかります。

ただ引越してから後悔するとそれ数年続くことになってしまうので、上記の話をふまえつつ心にゆとりを持ってお部屋探し楽しんでもらえればいいかなって思います。

 

お部屋探しは"縁"です。

気になってた物件がタッチの差で埋まってもそれは縁がなかっただけです。

その部屋にしてたらきっと水漏れしたりなんか不幸な目に合ってたんです、割り切って次のハニーを見つけような。

私なんの話がしたかったんだろうなこれ。

 

次回予告

 

個人的におすすめのお部屋ポイントみたいなのをサラッといきたいです。

知識不足でドロドロになりようがないんだけどね。

 

「物件のエリア特性的な話」

 

ちゃんとかけるかな、、頑張ります。

 

 

 

退去時もれなくお金を回収しませうの話

 

こういったブログはなるべくあっさり読めるように、できる限りややこしい話にならないように書きたいとは思っています。思ってはいるんです。

でも題材が「賃貸借契約」だから、どうしても漢字多めのややこしい話になってしまうんだよなぁ。

前回だいぶ長くなったし反省したんですけど、今回もやっぱり漢字多めになってしまいました。

法律用語絡んでくるとだめですねぇ…。

 

でも今回もお金に直結する話なので、頑張って読んでほしいです。

こういう話があるんだなって頭にいれとくだけでも違うと思うから。マジで。

 

もくじ!

 

退去時に返ってくるお金?

 

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散々法律の話をしていながら著作権がだめ(アフィ収入もないし利益目的のブログじゃないからゆるしてほしい)。

 

今回は「敷金」と「火災保険料」についてのお話です。

これまた知ってるかそうでないかで退去時に得られるお金が数万円単位で変動する可能性があります。

どうにも引越しって次の家の初期費用が気になるところですが、今の契約で回収できるところから最大限回収しておくこともそりゃ大事ですよね。

 

退去の時のお金の云々の話ってご存じですか? 壁紙どうとかクリーニングがどうとかでお金取られるけど経年劣化だと実は払わなくていいよみたいな

 

先日頂いたこちらのコメントに記事まるごと使ってお返事していきます。

敷金はそもそも気になってた人もいると思うけど割と私は火災保険料の方を是非知っておいてほしいツイッターでも何度か「火災保険料は解約しような」って投稿したことあるけど、140字じゃ詳しく書けないので今回きちんと解説するね)。

 

敷金が差し引かれる例

 

敷金については退去したタイミングで借主がぶっ壊した部分についての修繕費を差し引かれた金額で返ってきます。

問題はこの「借主がぶっ壊した」の範囲ですが、、イコール「借主の故意・過失によるもの」とは限りません

 

そもそも大家さんが敷金を差し引いて、というか修繕費を請求してOKな法律的根拠について説明しときます。

部屋を借りた人は、部屋に対して「善良な管理者としての注意義務」を負うこととなります。略して善管注意義務(ぜんかんちゅういぎむ)。何故なら借りているだけで部屋自体は大家さんの所有物だから。

部屋借りた!家賃払ってる!ここは私の家!といって好き勝手しちゃいけません。水漏れしてても別にええわwで放置しちゃだめだし修繕(というか報告かな)しないといけないし、ゴミ屋敷にしてもいけない。

なのでこれを破って部屋に損害を与えた場合はたとえ自分の故意・過失でなくとも賠償しなければいけないことになります。

そんなわけで大家さんは修繕費を請求できる=敷金から差し引けることになっています。

 

逆に言うと、善管注意義務を果たしたうえでぶっ壊れた部分については基本差し引かれない。

つまりコメントで頂いたような「経年劣化」については基本差し引かれない

 

【請求されない例】

・壁紙、畳などの日焼けなんかによる経年劣化

・冷蔵庫置き場の床に冷蔵庫の重みによってついた跡

・台風でものが飛んできて割れた窓ガラス

地震で歪んだ網戸

 

【請求される例】

・喫煙により黄ばんだ壁紙

・なんか落としてつけた床の傷

・窓ガラスの結露によって生じた窓際のカビ

・水漏れを放置したために生じたシミ

 

なんとなくお掴み頂けたでしょうか?要するに自分に非がない部分については基本請求されません。

あ、結露は普通に気を付けてくださいね、特に北向きの部屋だと起こりやすいので。

※↑私のうろ覚え知識と主観が入りまくってるので必ずしもされる・されないを保証できない。ご参考レベルにお願いします。正しい知識については次の項にて。

 

ちなみに請求されない例にある「台風で割れた窓ガラス」とかはむしろ自分でお金出して修理したらその修理費は大家さんに請求できることに法律上はなってます。

まあ実際は大家さんに修理の依頼をするかたちになりますね。

 

※注意①

どうやら地域的な慣習によって差があるらしい。基本全額返金しますよとか、ある程度差し引かれるものですよとか。

これについては筆者は実体験としてなにも言わなくても全額返金されたことしかないので不明です。すまない。

(実体験→関西某地域で引き払ったマンション3部屋分)

 

※注意②

質問にもあるルームクリーニング代について。

①退去時に敷金から回収される場合

②入居時に初期費用として別途請求される場合

礼金に含まれている

↑の大きく3パターンある。②が1番よく見る気がするけど。③の場合は入居時にも退去時にも特にルームクリーニング代というワードが登場せぬまま終わります。

そしてルームクリーニング代に(経年劣化によるものでも)壁紙の交換等を含んでいる場合もある。

大家さんの解釈次第な部分も大きいです。「多少日焼けしているが使えないことはない。ただこれじゃ入居者が不快だろうから、掃除の一環として壁紙貼り替えた」みたいな。

 

敷金を返してもらおう

 

「不当に敷金をさっぴかれてる気がする場合どうしたらいいか」についてお伝えしておきます。

まず敷金を差っ引いてなにに使ったのか、明細を明示せよと主張することができます(法律で保証されてます)。

だいたいは修繕費の明細見せろっていうと「こいつ、知識あるやつっぽくて面倒だな…」ってなって解決するって聞いたことがあります。

 

それでも堂々と過剰請求の明細を突き出してくるヤカラには「この請求って原状回復ガイドラインに沿ってるんですか?」って言うといいです。正当な請求でない限りこれでたぶん返ってくるってこないだネットで見ました

なんと原状回復ガイドラインとかいう「どこまで修繕費を出す必要があるのか」ルールブックがちゃんと存在しております。presented by 国土交通省です。正しい知識。

なので今日の記事読んで「じゃあ〇〇の場合は請求されるのか?」って調べたくなったり実際に差し引かれた部分について違和感を抱いたり、ピンと来なかったりした方は調べてみてください。

まるなげ。

 

火災保険料について

 

そもそも火災保険料とはなんぞや。

火災保険料っていうと建物にかける保険みたいな気がしますが建物の保険は大家さんがかけてる別の保険です。

みなさんが加入させられてるのは火災などで部屋が燃え上がった時に部屋の中の財産を保障するためのものです。

 

「別に俺の家に金目のもんないし、じゃあ必要ないやんけw」

と思ったあなた。間違いです。

 

火災保険はあなたの部屋のものではなくてお隣さんの部屋のものを保障するために加入することになってます。

あなたの寝タバコで火事が起きて建物全焼した時、保険にも入らずにマンションの入居者全員分の家財を弁償できますか?

弁償できんとか言われたら可哀想な他の入居者さんに一体大家さんはなにをしてあげられるというのか。おお可哀想に。なので最低限の保険には加入して頂きますというものです。

 

先述のとおり必ず入居時に加入させられますが、基大家さんの指定の保険に加入することがほとんどです。

ただ、稀にどこでもいいよという物件があります。その場合は会社で入れる保険とかだとお得になるって聞いたことありますが、どこがおすすめかはすみません私にはわかりません。しらべておしえて。

 

ちなみに「火災保険」というものの火災以外についても保障してくれます。なんかマンション敷地内の駐車場での事故も保障してくれるとかも聞いたことあります。

敷地内でなにかしら起こってお金かかったら、火災保険のことを思い出して確認してみるといいかもしれないね。

 

火災保険料も返してもらおう

 

まず火災保険って解約できることを知らない人がめっちゃ多いんですよね。たぶん入居時に勝手に請求に組み込まれてて、「強制らしいし」でとりあえず払っちゃうからだと思うんだけど。

 

当然のように黙ってたらなにも起こりません。

火災保険の更新のお知らせが届かないから更新されないだけで解約されません。住んでない部屋に保険かけっぱってこと。

ところがどっこい契約途中で解約の連絡をすると返金があります。返金の相場は調べてないんでわからないんですけど私更新後まもなく退去した?時に諭吉弱ほど?返ってきた気がします(うろ覚え)。

 

もちろん条件とか残り期間とかで0の可能性もあるだろうし金額変わるでしょうけど、言うだけで数千円程度返ってくる可能性があるってことです。

でもほとんどみんな知らないからそのままになってる。

損してますよ知って!!!!知ってて!!!覚えて帰って!!!!

 

まとめ

 

・敷金がやたら差し引かれた時は明細を見せろって言うこと

・火災保険料は退去時に必ず解約しましょう

 

次回予告

 

「引越し時期未定=最強の武器たりうる話」

 

予定では次次回あたりから実際に部屋を探す時のポイントみたいな話に入っていく、予定です。

 

みんな大好き条件交渉の話

 

お待たせしました。

たぶんこういう系のブログでみなさんが心待ちにしているだろう(と思っている)交渉についてです。

 

今回は割と箇条書きめのテンポ良い感じでいきたいなと思ってた。思ってたんだ。

めっちゃ長い。これまでの倍ある。もうね記事わけようかなって思ったんだけどまとめといた方がいい気もしてさ。

でもみんな興味ある内容やろ…?OK、頑張って書いたから頑張って読んでくれ。

 

もくじ!

 

どうしても美味しいところだけ読みたい人は、礼金と家賃」のところが1番脂がのってますので飛んでください。

 

ご案内

 

一口に賃貸の契約と言ってもおおまかに2パターンあります。

 

  1. 個人契約
  2. 法人契約→会社が家賃払ってくれるやつ

 

この2つです。

ここでは法人契約を、「法人が家賃および初期費用の1部または全部を負担してくれる」場合と仮定してお話します。

法人契約は会社に擦り付ける系のプラスアルファの交渉ができるので、併せて紹介していくね。

 

敷金

 

初期費用としてパッと思い付くのが敷金礼金ではないでしょうか。

一応整理しておくと、

 

敷金 = 退去時に戻ってくる。

ただし借主の過失により家がぶっ壊れている場合、修繕費を差し引かれての返却となります。預かり金というか、人質というか。

 

礼金 = 退去時に戻ってこない。

シンプルに大家さんに納めて終わりなお金。

 

そのため基本交渉すべきは敷金より礼金です。だって敷金は悪いことしなけりゃ返ってきますので。

初期費用をおさえたい時に限っては敷金の交渉をしてもいいかもしれませんが、まぁ、

めやす10万を超える敷金については10万ないし家賃1ヶ月分程度に交渉することはできるかもしれません。

 

例文

☞「貯金が50万しかなくてそこまでしか初期費用が出せないので敷金もうちょっと相談できませんか?」

 

至ってシンプルな例文ですが、敷金ってつまり大家さんにとって収入ではないのでなんなら1番交渉されて損害がない部分であるわけです。回りくどい言い方する必要がありません。

普通に考えて1LDK程度ならよっぽど家破壊しない限り10万円とか差し引かれることはないのでそんなに預かる必要がないし(めちゃくちゃ広い家だったらもちろんこの限りではないでしょうけど)。

ただ、普通に敷金交渉するぐらいなら他で交渉した方がいいと思います。

 

礼金と家賃

 

礼金と家賃、めちゃくちゃ重たそうなのに一緒の見出しにまとめるんかい。

と思った方もいるかもしれんが、こいつら切っても切れない関係なのでいっぺんにいきます。

 

というのも両方とも純粋な大家さんの収入になるからです。

それもあって両方とも交渉で下げてやろうというのはさすがにキツいです。

というか交渉術って書いといてなんですが、シンプルにただ値段を下げようというのはやっぱり難しい部分もあります。というのを念頭においといてね。

断られることも多いし、粘れば下がるもんでもありません(あまり粘り過ぎると大家さんにそんな我儘言う入居者ややこしそうだし要らんわって判断される場合もある)のでご利用は計画的に。

 

あと交渉相手は仲介手数料を除いて不動産屋ではなく大家さんだっていうこともお忘れなく。

いかに不動産屋を味方につけて大家さんを言いくるめてもらうかです。大家さんを嫌いになっても、担当者は嫌いにならないように。

 

 

賃貸契約の交渉のポイントとしては以下の3点。

  1. 比較
  2. 交換
  3. 相手へのメリット

 

【比較】

 

例文

☞「この部屋、さっきの部屋と礼金が同じだったらな」

☞「このマンションの3階の部屋、1階と同じ家賃だったらな」

 

「比較」単体ではあまり効力がないので「交換」ないし「相手へのメリット」と併せてご利用ください。

アバウトに「礼金さげてくれ」「家賃を2000円さげてくれ」というより比較になるものを提示した方が効果的っていう話です。

暗に、この部屋に決めていいぐらいに気にいってはいるものの他の物件の条件の方がいいから即決できないなぁというアピールというか脅しのような効果です。

 

【交換】

 

例文

☞「礼金もう少し高くてもいいので、家賃ちょっと下げてほしい」

 

逆も然りなこの交渉は法人契約において特にその威力を発揮します。

法人契約、基本的には条件あると思います。家賃はいくらまでとか、敷金礼金あわせていくらまでとか。

だいたい礼金=家賃の差額2年分ぐらいの相場でこいつで戦えます。

具体的に言うと礼金12万上乗せで家賃5000円引き交渉とかができる。かも。またあとで書くね。

 

何故ならば前述の通り礼金も家賃も大家さんのピュア収入なので。

大家さん的にはお金が入るタイミングが違うだけなので特に収入へのダメージはないわけです。

法人契約でなくても、もう長いこと住む予定で家探してる場合とかでもこの手法は有効かもしれません。

 

【相手へのメリット】

 

例文

☞「このマンションの3階の部屋、1階と同じ家賃だったらもう今日ここで決めるんだけどな。」

 

不動産屋的に1番避けたいのって、時間割いて紹介する物件用意して接客して半日ぐらいかけて内見連れ回したお客さんがよその不動産屋で部屋を決めてくることです。

萎えるとかいうレベルじゃありません。頑張った時間の報酬はゼロだしそれがなけりゃ他のお客さんを案内できたし店長には詰められるしもう最悪です。

そしてだいたい決まった物件ってうちでも紹介できたのにトホホなんです。ネピアのトイレットペーパー、倉庫にはあったんや…。

 

だいたい内見で連れ回した後納得してなさそうな顔で帰ってったお客さんは次の日違う不動産屋に行くことを不動産屋は知っています。

なので「〇〇だったら今日決めるのにな〜〜〜」がものすごく効くわけです。

即決しますの意思表示=おたくで契約します。という宣言です。不動産屋にとってめっちゃハッピーな呪文なわけです。

 

(補足)申し込み後のキャンセル料?

 

ちなみに「決めます!」と言ったあと、①その日に入居申し込み書を書いて、②後日、「重要事項説明」という法的な契約説明イベントを店舗で受けて、③契約書のやり取りやお金のやり取りをして、④入居日に鍵をもらう、という動きになりますが、①の時点で違約金なんかが発生することはありません

「決めます!」って言って書類書かされても基本入居申し込み書か保証会社の審査書類ですので大丈夫。

申し込み金とか内金とかっていう名目でなんかとられてても、②に至る前のキャンセルなら全額戻ってきますのでご安心ください。

返さない?いっけなーい訴訟訴訟!

 

②の重要事項説明(略して重説(じゅーせつ)といいます)は「重要事項説明というイベントがあるらしい!!」って念頭においとけば、

気づいたら終わってることはありません。説明の前に「これは重要事項説明です!」って言わなきゃいけない法律になってますので。

あと即日で重説のための書類を用意するのはほぼ無理(不動産登記簿とか必要)なので、内見いってそのまま重説に突入することは基本ありません。

その日中に決めないと転勤間に合わん!っていう人が予め言っといてくれた時だけ先に書類作ることもあるけど、だいぶイレギュラーです。

仮に即日でされそうになっても今日時間ないからまた今度くるね!で回避できます。

 

ただいくらその土地の不動産屋もう行くこともねぇだろwと思ってもはちゃめちゃ迷惑なので基本「決めます」の濫用はやめましょう、やめたげてください。

マジでその場で決める意思があるならじゃんじゃん使っていきましょう。その時ちゃんと意思があっても事情が変わることもありますって、人間だもの。

 

仲介手数料

 

一応紹介しますが基本仲介手数料よりも礼金で交渉した方がいいです。理由は後述。

そして超重要なのが値切る姿勢を予め察されないこと。交渉するなら最後の最後にしてください、でないとそれはつまり仲介手数料をケチることと同義です(以前の記事でかきましたね)。

 

例文

☞「昨日行った不動産屋でも同じ物件みて、仲介手数料半月分って言ってたんですよね。

でも担当者さんめっちゃ真摯に部屋探してくれたから担当者さんに契約お願いしたいなって思うんですよね。安くなったりしないですかねぇ??」

 

…いやらしい言い方でしょう?

でも仲介手数料を値切ろうってのはそういうことです。

ちなみにこれ言われると担当者さんは上司である店長さんに相談しに行くことになります。この言い方で無理ですって言われたらすっぱり諦めてください、たぶん広告料との兼ね合い的に売上ゼロに近いとかそういうレベルに無理なんで。

下がり幅としては1番上手くいって半月分かな。広告料3ヶ月とかの物件ならいけるかも。広告料低いと売上的に厳しいので、物件次第なところも大きい。

 

※注意①

ハッタリかますと割と見抜かれます。不動産屋さん、結構同業他社に友達が多いのでどの不動産会社が手数料割引するのかだいたい把握しています。

あと広告料がゼロに近い物件とかだと「いやこれで仲介手数料割引くバカはいねぇよw」ってバレることもあります。あんまりないけど。

この交渉が使いたいなら不動産屋ハシゴしてマジであっちでもこっちでも契約可能か?を確認してからが無難です=手間がかかる。

 

※注意②

礼金交渉に成功している場合、不動産屋が見えないところで仲介手数料を礼金に充ててくれている可能性があります。

つまり不動産が貰うはずの仲介手数料を大家さんに横流し(?)してあたかも交渉成功して礼金が下がったように見せてくれている。ということ。

こういうとボランティアみたいに聞こえますが不動産屋的にはうちで決めて欲しい気持ちが先行していて、かつお客さんへの説明が面倒なので礼金が下がったと言ってるだけです。変な下心とかはありません。

 

仲介手数料を割引いて=身銭を切って礼金下げてくれたのにこれ以上仲介手数料を交渉されると不動産屋はしんでしまいます

そういった意味でも前述の通り、仲介手数料を交渉するぐらいなら礼金ないし家賃で交渉した方がスムーズです&断られた場合はすっぱり諦めてください。

どちらの交渉も断られた場合に仲介手数料の交渉も有り得る、ぐらいの認識がいいかもしれない。注意①の面倒さもあるしね。

 

※注意③

法人契約などで、既に仲介手数料が半月分とか割引かれている場合は交渉はほぼ無理です。しんでしまいます、やめてあげてください。

 

初期費用に追加でかかる謎費用

 

・鍵交換代 

・(大家さんが行う)ハウスクリーニング代

・保証会社に支払う保証金

・火災保険料

 

↑このあたりは基本動かせません。

ちょっと他の例がパッと出てこないので、「あの費用はどうなん?」的なやつがあればコメントから送ってもらえるとハッピーです。

 

・不動産屋の入居者サービス的なもの

・不動産屋で選べるハウスクリーニング系

・お部屋殺菌とか防虫防カビオプション的なやつ

 

↑不動産屋でなんか追加してんな系のやつは外せ!!可能な限り外せ!!!!!!

アパ●ンショップ消し飛んだ事件あったじゃないですか、あれです。マジ不動産屋の防虫オプションとかつけるぐらいなら自分でバルサン炊きに行った方がいいですよ。

不動産屋もなんか上から卸されて売ってるだけで実際なにしてるか知らないwみたいなやつたくさんあるから…。

 

ただし、物件によっては必ず加入して頂きますとか言われることがあります。

例えば、ミ●ミニの入居者安●サービスはミニ●ニが独占状態にある物件だったら加入が条件ですとか言われることがあります。

ちなみにこういうオプション系は不動産屋の収入が増えたり担当者にインセンティブ支払う系のだったりするので営業マンは頑張ってねじ込んでこようとします当然のように見積もりに組み込まれてることもあるので頑張って「これって強制なんですか?」って突っ込んで外せるもんは外しましょう。負けるなよ。

 

法人契約のみなさんへ

 

先ほど礼金と家賃のスライドの話をいたしました。

他にもスライドの交渉って結構融通が聞きまして、ちょっと例をあげて説明しようかと思います。

 

(例)はっぱさんの会社の家賃補助条件

・家賃7万円までは会社が6割負担、7万を超える物件の場合は全額自己負担

・敷金、礼金はそれぞれ20万円まで全額負担、超えた範囲で自己負担

・駐車場代はすべて自己負担

 

このとき、

 

礼金8万、家賃7万5000円の物件

 ☞家賃を礼金にスライドして礼金20万、家賃7万にしてもらう交渉ができるかも

 

②家賃6万円、駐車場代1万円の物件

 ☞駐車場代をねじ込んで「家賃7万円、駐車場代0円(無料駐車場つきの物件みたいな扱い)」にしてもらう交渉(これは結構よくあった)ができるかも

 

みたいな感じで、とりあえず出せるもんは出してもらって他浮かせてもらうみたいな負担擦り付け作戦ができるわけです。

これに関しては不動産屋さんに↑の条件規定渡してよきに計らってもらうのが1番よいかと思います。というか不動産屋的にも話が早いのでできるだけ詳細にもれなく会社の規定を伝えてあげた方がいいですね。

…個人情報?不動産屋にはもはや会社情報も年収も家族構成も今から住む家の住所も全部筒抜けなんですよ今更気にすんな!ガハハ!

 

私の先輩はSSR担当者でしたが、会社負担に収まる範囲内で大家さんに交渉を済ませた状態で物件準備して、お客さんの来店をお待ちしてました。SSR担当者はさいつよ。

 

ただ法人契約の場合会社指定の不動産屋さんが決まっていることも多いので担当者ガチャ回すのにも限界があるかもしれない、あとは頑張って不動産屋さんと仲良くしてください

あ、口下手な人におすすめなのが飲み物プレゼント作戦です。

「すみません、(自分の)飲み物買いたいんで自販機よっていいですか?」とか言ってコーヒー2つ買って差し出しとけばいいです。

特に夏の冷たい飲み物、冬の暖かい飲み物はスーツでの外回り中は神。

普通の客よりちょっといいやつだなと思われればそれで十分。

 

まとめ

 

・おすすめは礼金≧家賃>>>仲介手数料>>>敷金

・基本テンプレートは「〇〇だったら即決なのになw」

・法人契約は可能性を秘めまくりなので担当者を味方につけろ

 

次回予告

 

前回のブログにコメントを頂きました。嬉しいことですね。

ペンネーム【私です】さんからのお便りです(心当たりが2人いてどっちかわからない)。

 

退去の時のお金の云々の話ってご存じですか? 壁紙どうとかクリーニングがどうとかでお金取られるけど経年劣化だと実は払わなくていいよみたいな

 

実はこれ今回の記事にねじ込もうかと思ってた内容なんですけどボリューム的にそれどころではなかった。

なので、次回は「退去時に戻ってくるお金の話」をしようと思います。